物を運搬するフォークリフトですが免許を取ったものの操作がなれず難しいと感じてしまいますよね?
僕も操作を慣れるまでは結構時間がかかりましたww
免許取って5年でやっとそれなりに乗れるようになったのですが自分の足のようにスラスラ乗れるようにコツを紹介したいと思います。
フォークリフトのコツは特性を知る
「フォークリフトって難しい」なんて思ってしまいますがフォークリフトの特徴を知れば結構乗るのが楽になります。
まず僕が乗った経験のあるリフトは4種類のタイプなのでそれぞれ特徴を紹介します。
カウンターフォーク

椅子に座りながらのるフォークが”カウンターバランスフォーク”と言います。
通称「カウンターフォーク」ですね。
カウンター(反対)バランス(均等)フォークは、爪で重い荷物をあげて後方でバランスをとると言う意味でなずけられたそうです。
このカウンターフォークは
- バッテリータイプ
- エンジンタイプ
があります。
双方とも経験しましたがエンジンは、馬力がありアクセルを蒸かせばツメの上昇も早く操作できます。ですが排気ガスが臭くクラッチでの操作なので少しめんどくさいところはありました。バッテリータイプは静かですが、重い荷物の時はバッテリー消費が激しい感じです。
🔲特徴
- 比較的重い物を持てる
- 小回りが利かないので狭いところはキツイ
- 座って運転できる
- 転倒しにくい
- 走行速度や爪の上昇スピ―ドが早いんで作業には向いている
リーチフォーク

倉庫などで大活躍の”リーチフォーク”になります。
リーチの動力源はバッテリーのみになります。
🔲特徴
- 転回が良くタイヤが90度回転します。
- 小回りが滅茶苦茶効きます。
- バッテリーなので排気ガスがでずに環境によい
- 立って乗るため乗り降りが素早くでき次の作業に進みやすい
その他)長爪フォーク
カウンターやリーチでも荷物によっては長爪を使うところもあります。
狭いところや爪が長いので周りの作業には注意して作業しなくてはいけません。
🔲特徴
- 一度にたくさん荷物を運べる
- 小回りが利かない
- ツメが長くパレットの串刺し状態になるのでで先方が見えず荷物の移動やお荷物を置く時は注意が必要です。空間管理ができないと簡単に荷物の先の物に穴があきます。
※図
フォークリフトの基本の運転
ではフォークリフトの乗り方ですが、フォークマンが教える基本の”教え”を説明しましょう。
基本はバック走行で
基本走行がバックが基本です!
これは先輩フォークマンマンによく言われますよ!
★バック走行の理由
- 荷物で前方が見えない(人をひく可能性がある為)
- バック走行はサイレンがなるので音で周囲に危険を知らせる事ができる

これじゃ単純に前が見えないですよね(笑)
勿論荷物がない時は前方でもOKです。
見えないから後方で走るだけです。
走行とパレットに爪をいれる時

意外とこのパレットの中に爪を入れるのが難しいですよね?
僕も苦手ですが・・
教習所では
- ツメを下げ荷物のところまで行く
- サイドブレーキを引く
- ツメの位置を合わせる
- パレットにツメをいれる
- ツメをあげる
教習所では工程が長過ぎ・・なんですね。
実際の現場のリフトマンの運転は
- 走行中にパレットの隙間の位置にツメを合わせる
- ツメをパレットに差したら【レバーでツメあげる+走行を同時進行で行う】
同時進行でしてます。
またパレットにツメを合わせる時は右から覗きながらツメの調整すると合わせやすいと思います。
ですが慣れない作業には無理はしないでゆっくりくださいね!
物を壊すと大変です(笑)
フォークリフトのカッコいいテクニック
次にフォークリフトに乗ってちょっとしたテクニックを紹介したいと思います。
狭い場所でのパレットの取り方
狭い状況でパレットを取らなきゃいけない状況があると思います。
例えばこんな感じ↓

一見障害物がありますが・・。斜めからツメを差してもパレットがフォークのツメに沿って動くので斜めからいれてもOKなんです。

パレットがフォークリフトのツメに沿って入っていくのでそのままとれます。
※必ずしもパレットに直面して取る必要もありません。
パレットを重ね積みのポイント
パレットとパレットを積み重ねる作業があると思います。

そんな時どこで合わせるかと言うとパレットの右のラインで合わせます。
つまりこうです↓

他には、パレットにツメを斜めにして入れてしまう時があるのでそんな時はパレットに重ねる時にパレットとパレットが合わないのでそんな時は①再度パレットにツメを真っすぐ入れ直すか②斜めに差したパレットを入れる時に重ねるパレットにハンドルで合せるかのどちらかです。
※図
トラックの積み込み・荷下ろしの仕方

フォークリフトに乗っているとトラックへの積み込みや荷下ろしといった作業も出てきます。
- パレットで積み込みする方法
- パレットで運んでバラで下す方法
とトラック積みでも作業が全く別れます。
どっちかと言えばバラ積みの方が楽ですね。
パレット積みでの作業手順
パレット積みでの作業手順では・・フォークマンがパレット毎で荷物をトラックに積んでいきます。
■トラックから降ろす時
- パレットに平行にツメをいれて抜き少し上げる
- ゆっくり後方をみながら後ろにバックする
- 爪を下ろして荷物を運ぶ
★注意点
注意点としてはパレットを真っすぐ抜く事です。ハンドルを切ったりすると商品がぶつかってしますので注意が必要になります。また後方を確認せずに荷物を抜くと誰かにぶっつかったりしてしまうので後方確認は必ずしましょう。
■トラックに積む時
- 積む荷物のパレットを平行にツメをいれてトラックの前に持って行きます。
- 積むパレットはトラックの頭からパレットを積んできます。
- パレットを積んでツメを抜く時は、時計回りにハンドルを切りながらトラックの頭または隣のパレットに寄せながらバックして抜いていきます。
★注意点
注意としてはラップを巻いて隙間がない荷物の場合は、爪をパレットから抜く時にパレット同士で擦れてラップがくっついて破れてしまう可能性があるので注意が必要です。また平行にパレットを合わせていれると綺麗に荷物を積む事ができます。
基本的にパレット積みは、ピッタリ入れられる人はいいですが、図3ピッタリとパレットとパレットを詰めてできない人は2㎝ほど空けて置いて抜く時にハンドルをパレットに寄せながら引いて行く感じだと上手く行きます。
図3
![]()
⓵荷物は頭から詰めて入れます。
②次のパレットを入れる時は、2~3㎝ずらしてパレットを置きます。
![]()
③ハンドルを右のパレットにぶつけるように切って後ろに下がっていきます。
※ラップしている荷物は擦れて荷物破損の原因になるので注意です。
こんな感じでパレットをトラックに積んで行きます。
フォークマンのこれだけは気を付けろ!

フォークリフト作業で僕が実際に経験した失敗談を紹介していきます。
焦って運転しない
急いで運転したり煽られて運転はしない様にしましょう!
どうしても人が見てると緊張しますよね?または待たせる時は注意です!
焦って操作ミスで物を壊したり、ぶつけたり、穴をあけたり簡単にしてしまいます。
焦らずにゆっくりを運転しましょう!
ひょこっと人が現れます
突然人がでてくる事があるので気を付けて下さい。
僕もこれは僕も何度かヒヤッとしました(笑)
特におばさんなどは、危険予知が低いので注意です。
邪魔にならないところに荷物を置く
フォーク作業で複数で作業するところもあると思います。
荷物の”仮置き”とかもすると思います。
仮置きでも置く場所を考えないと「邪魔だよ!」なんて怒られてしまう時も・・気を付けて下さい(笑)
フォークを乗らない時はツメはおろす
フォークリフトに乗らない時は、ツメをおろしましょう。
フォークのツメでつまづいたりしてしまう人がいますので・・。
僕も初めの時は怒られました。(笑)
曲がる時は荷崩れする
荷物を持って曲がる時は遠心力で荷物が飛ばされてたり落下すので注意です。
軽い段ボールなどは大丈夫ですが、高価なものだと痛いです。
荷物の置き方などでもバランスが崩れたりしやすいので注意です。
僕もこれで何度か壊しました。
フォークリフトのスキルを上げるには良い職場へ
せっかくフォークリフトの免許を持っているなら、スキルを上げられやすい場所か高時給な場所、良い待遇に行くといいでしょう。
フォーク作業をする職業は工場か倉庫かどちらかですが、特に1日中バリバリフォークを乗る現場を探しましょう。
僕も最初は全然フォークに乗るのが下手だったのですが、乗る時間が増えると上達がめちゃくちゃ早いです。スキルアップにも繋がります。
ちなみにフォークマンって女性作業員がいる現場だと、よく声をかけられるので女性がいる場所にいけば職場も楽しくなりますよ。
大手で働くなら工場求人ナビがいいですが、少しレベルを落としてアットホームな環境で働きたいならタウンワークやはたらいくがおすすめです。
職場によっては、正社員登用の職場もあるのでフォークマンで契約社員入社⇒正社員⇒給料アップ⇒出会いもゲットで結構ハッピーになることもあります。
フォークマンのスキルを上げるには環境も大事ですよ。
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