12月~3月の季節にかけては、空気が乾燥するので菌の繁殖が増える時期です。
インフルエンザは、感染力がとても高い病気なので会社や学校などを1週間休むなど収入や学業に遅れが出てしまうので感染には注意喚起が必要です。
特に☞【65歳以上の高齢者、乳幼児、妊婦、呼吸器系や循環器系に慢性疾患を持つ患者】などの方は、インフルエンザの感染により合併症がおこり死亡するリスクがあるので十分とインフルエンザの対策を考える必要があります。
では、インフルエンザにかからないために、インフルエンザを予防する方法や感染したときの治し方、休養中に過ごし方などをまとめたので、参考にしてみてください。
インフルエンザを予防する6つの方法
インフルエンザを予防する方法は、6通りです。
- 予防対策のワクチン注射する
- マスクを着用する
- 人が触るものに直接さわらない
- 手洗い・うがいの徹底
- アルコール消毒をする
- 室内の温度を保つ
常識的な範囲ですが、確認も兼ねてインフルエンザの予防について解説していきます。
インフルエンザ予防接種をする
インフルエンザに感染しないようにするために、まずインフルエンザの予防接種をしましょう。
インフルエンザの予防はあくまでも気休め
といっても残念ですが、インフルエンザの予防接種は100%の効果をもちませんので「予防接種したからインフルエンザに感染しない!」ってことではなく、マシになる程度です。
インフルエンザ予防接種の作る工程では”1年前から流行するだろう?”というインフルエンザの型を想像してワクチンを作ってるだけです。
インフルエンザは、年々変化するウィルスなので予想をするのも難しいところだといいます。なので予防接種をしたからといって感染を防げるものではありません。
ですが、しない人よりはかかりづらく感染してももろにかかるより多少軽度になります。
ワクチンの効果期間
ワクチンを打ってインフルエンザ予防接種の効果が現れるは約2週間後から5ヶ月程度とされています。
12月から流行されているので予防接種をする際は、11月の半ばあたりから打ちましょう。
料金は1回約3,000円台後半です。
マスクを着用する
インフルエンザの手軽な予防としては、マスク着用がおすすめ!
▼マスクのタイプ▼
マイクのタイプは大きく3種類。
・プリーツタイプ【毎日の消耗だから安くしたい】
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・超立体タイプ【しっかりブロックしたい・口紅を守りたい・呼吸をしたい】
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・コーンタイプ【絶対にブロックしたい】介護や医療用
とあります。
プリーツタイプでも全然インフルエンザ対策OKです。
ですが、インフルエンザは空気感染もするのでしっかり口や鼻の隙間を埋め正しい着用をしましょう。
★マスクのつけ方★
鼻や頬、顎にフィットするようにつけます。
また、マスクの表面には菌がくっついている場合があるので使い捨てが好ましいです。
1週間使いきりなどマスクの単発買いは、すぐ消耗するのでまとめ買いが一般的です。
人が触るものに直接さわらない
手すりや電車の吊り皮、ドアノブ、ATM、エレベーターのボタン、自動販売機のボタンなどは菌がついているので注意です。
よくよく考えるとわかるのですが、公共の場所は誰がどんな手で使っているのか不明なので汚いです。
- くしゃみを受けた手でそのまま触る
- トイレに入っても手を洗わない人がいる
- 何を触った後だかわからない
このような事が考えられます。
僕もよく見かけるのですが、トイレで手を洗わないおっさんだってたくさん見ます。
なるべく手を触れないよう手の甲を使ったり、布を使ったりと接触しないようにしましょう。
手洗い・うがいの徹底
帰宅時や食事前の手洗い・うがいは必須です。
これも洗い方にも少しポイントがありますので、要点を簡単にまとめました。
★手洗いの方法
- 手のひらをあらう
- 指先や爪もあらう
- 手の甲もあらう
- 指の間も洗う
- 手首も洗う
★うがいの方法
- 口の中を濯ぐ
- 上を向いて、のどの奥まで届くように15秒程度うがいをする
- もう一度上も向いてガラガラする
自己流だと完全に手やのどの菌を洗えていない事が多くあるので細かく洗いましょう。
アルコール消毒をするが
インフルエンザ対策には、アルコール消毒は効果的なので是非積極的に消毒をしましょう。
アルコール選びは、濃度が60~95%がおすすめ。
アルコール度数 | 消毒効果 |
50%以下 | 効果がほとんどなし |
60~95% | 消毒・殺菌効果 |
95%以上 | 手が荒れる |
度数が低すぎるとあまり効果がなく、高すぎても肌荒れの原因となるので60~95%の消毒液を使うようにしましょう。
また“酸性”のアルコール消毒液は菌を選ばないので、なんでも効果抜群です。
☞脂質性の膜がある「エンベローブウイルス(インフルエンザ・B型やC型肝炎ウイルス)」・・【○アルコール、○酸性のアルコール消毒液】
☞脂質性の膜がない「ノンエンベロープウイルス(ノロウィルス)」・・【✖アルコール、○酸性のアルコール消毒液】
インフルエンザ対策には、酸性系のアルコール消毒を買いましょう。
室内の温度を保つ
インフルエンザ対策では、湿度の高い部屋にいることです。
インフルエンザ菌にとって、空気が乾燥している状態が快適な空間となります。なので湿度の高い環境を作りましょう。
インフルエンザの菌を増さないためにも2点!
- 定期的な部屋の喚起
- 空気洗浄機や加湿器などの湿度維持
など乾燥と湿度を気を付けることで、インフルエンザ対策にもなります。
インフルエンザってそもそも何?
インフルエンザとは、インフルエンザウイルスに感染することで起こる病気になります。
インフルエンザについて深堀していきます。
インフルエンザの症状とは?
以下の症状があればインフルエンザを疑いましょう。
▼インフルエンザの症状▼
- 38℃を超える高熱
- 倦怠感
- 寒気・震え
- 食欲不振
- 頭痛
- のどの痛み
- 関節痛。筋肉痛
- 鼻水
- くしゃみ
- 咳
などの症状がインフルエンザの大きな特徴です。
特にインフルエンザの大きな症状は”38℃を超える高熱”です。
インフルエンザの場合は発、熱するとすぐに高熱になります。
その理由は、増殖力にあり、24時間で100万個まで増えるからです。
インフルエンザの種類
インフルエンザでも3種類があるので症状でタイプを抑えておきましょう。
タイプ | 特徴 | 症状 | 感染者 | 流行季節 |
A型 | 感染力が高くウィルスの変化を起こします。流行型のウィルス。 | 38℃以上の高熱、悪寒・関節・筋肉痛 | 哺乳類(人、豚、馬、鴨、鶏) | 例年12月~3月 |
B型 | 変化をしない菌なので流行はしません | 高熱(多くは38℃以上)、頭痛、筋肉痛・関節痛、咳、痰、鼻水 | 人 | 例年12月~3月 |
C型 | インフルエンザでも軽いウィルスで変異しにくい。 | 鼻水など軽度なもの | 人 | —– |
インフルエンザでもっとも強力なウィルスがA型となります。特徴としては急激な高熱の症状がでます。
また「風邪の症状とインフルエンザってどう違うの?」って疑問があると思いますが、風邪とインフルエンザの違いは症状の重さと速さです。
風邪(感冒)⇒ゆっくりと症状がでる・・のどの痛み、鼻汁、くしゃみ、咳、微熱(37℃)
インフルエンザ⇒急激に症状がでる・・通常38℃以上の高熱、圧巻、倦怠感、頭痛
特にA型のインフルエンザは、人だけじゃなく鳥などの動物も感染します。A型ウィルスは毎回変化するので、強烈なウィルスなので注意です。
インフルエンザの検査と潜伏期間
インフルエンザの潜伏期間は0時間~48時間で間の1~2日間です。
ですが、症状が軽くなってきても1週間は菌が残っている場合があるのでこの際は自宅で安静にします。
インフルエンザの疑いがあった場合は、病院で検査キットを使いインフルエンザの検査を行います。
★方法★
綿棒で鼻の粘膜をこすり専用の液体に15分ほど浸し感染しているか?検査します。
注意としては、インフルエンザの潜伏期間は1~2日なので症状から3日以降だと菌が減りはじめるので判断が落ちてきます。
なので怪しい場合はすぐに近くの病院に診察します。
インフルエンザの感染経路
インフルエンザにうつる感染経路はこちら☟
- 会社や学校など空気感染
- 感染者の接触したものを触り体内にはいる
インフルエンザが流行時期になったら、いかに菌に触れずに感染しないかが必須です!
そして、インフルエンザのうつる時期は、12月~3月に向けて流行します。
では、感染の仕方について解説していきます。
会社や学校などの空気感染
インフルエンザは、空気感染=飛沫(ひまつ)核感染をします。
飛沫感染とは”咳やくしゃみ(水滴)”の水分が空気に触れたり地面に落ちて蒸発することで咳やくしゃみの水分の中に含まれる”菌の小さな微粒子(5マイクロメートル以下)”が浮遊し空気感染となっていきます。
なので直接くしゃみを浴びたり、感染者の近くにいると飛沫感染・空気感染でうつってしまいます。
感染者の接触したものを触り体内にはいる
接触感染でもインフルエンザはうつります。
接触感染とは、皮膚や粘膜の直接的な接触による感染です。また手すりやドアノブ、タオルなど関節的にもうつります。
経路としては、手すりで菌がつく⇒菌がついた手で目をこすったり・素手で物を食べたり⇒【感染】します。
日頃から、いかに消毒をしないといけないかわかりますよね。
インフルエンザの治療法とは?
インフルエンザに感染した場合の治療法は2点!
- 医療機関に行き薬での薬物療法
- 自宅で休養する一般療法
では、治療についてです。
医療機関にいく
医療機関にいき”インフルエンザ”と判断されたら治療薬をもらいます。
治療薬では..
- 症状を和らげる薬
- 抗インフルエンザウイルス薬(ノイラミニダーゼ阻害薬)
での薬での治療となります。
ですが、抗インフルエンザはウイルス薬では感染を抑える薬なので感染後48時間以内での服用が効果がありそれ以外の過ぎると効き目がなくなります。
なのでもっとも効果的な治療が、高熱などインフルエンザの症状が出たと感じたら早急に病院にいき薬を飲む必要があります。
自宅での過ごし方
インフルエンザに感染したら自宅で安静にします。
これは、感染後48時間からの話になります。それは48時間過ぎると菌が弱まってくるからです。
感染した時の過ごし方は以下の通り。
- 安静にし睡眠を十分にとる。
- 熱で脱水症状になりやすいため十分な水分補給をする(お茶やジュース、スープなど、自分が飲みたいものなんでも可)
- 周りの人に感染させないためにも、マスクを着用。
- 学校や職場、人ごみや繁華街への外出を控える。(感染させるため)
基本は自宅で安静にすることで1週間は菌が滞在しているため外出はできません。
菌が消滅するのを待つだけしかできないので1週間は待機をしましょう。
インフルエンザ【まとめ】
インフルエンザに感染すると会社や学校を1週間休むことになるので損失が大きいです。また病がある人は合併症で死ぬこともあります。
なのでインフルエンザの予防をしないといけません!そのための6つの対策です。
- インフルエンザ予防接種をする→菌の感染を最小限に防ぐ
- マスクを着用する→空気感染を防ぐ
- 人が触るものに直接さわらない→接触感染を防ぐ
- 手洗い・うがいの徹底→接触感染を防ぐ
- アルコール消毒をする→菌を体内にいれるのを防ぐ
- 室内の温度を保つ→菌を繁殖させない
インフルエンザの感染は、空気からの感染と手に菌が触れた時から体内に入るタイミングで感染します。
なので、できるだけ感染しないように上記の内容を徹底しましょう。
万が一インフルエンザに感染した場合は、48時間以内に病院に診察してもらって抗インフルエンザの薬をもらいましょう!
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