「自分の人生を変えたい」「今の辛い現実を脱出したい」そんなあなたにおすすめの本があります。
著作スティーブン・R・コヴィー博士の『7つの習慣』のという本です。
人生の成功には、考え方の違いもありますが習慣を変える事でも「自分のなりたい姿」になる事ができます。481ページある”7つの習慣”から簡単に要点を要約して人生が変わる7つの習慣を紹介していきます。
インサイド・アウト(内から外へという考え)

インサイド・アウトとは、自分の内なる考えを変えるという意味になります。
これが出来ると
- 正しい物の見方を変える事ができたり
- 大きな可能を感じる事が出来たり
- 継続力をつけて成功する事が出来ます。
では、実際にインサイド・アウトを説明します。
人は、主観的で物を見ています。
例えば、上司やお客さんに怒られて「嫌だ!帰りたい!辞めたい」など思ってしまうのはあなたの主観で思う・感じる事をインサイド・インと言います。
しかしインサイド・アウトとは、上司やお客さんに怒られた事について「上司の言う事は最も!この機会で意見を参考にしよう」と成果を達成するために大切な意見だと思う事をインサイド・アウトと言います。感情ではなく成果を中心に考えます。
※インサイド・アウトの考えを推薦する理由
インサイド・イン | インサイド・アウト | |
見え方① | 自分にはできない | 自分には出来る!やってみよう! |
行動② | チャレンジ努力しない | やる!試行錯誤! |
結果③ | 成果がなく自信がでない | 成果があり自信に繋がる |
人間の習慣は、①→②→③→①→②→③と繰り返されます。
インサイド・インの考えだと負の連鎖ですが、インサイド・アウトの考えだと「自分はできるぞ」→「試行錯誤だ」→「成果があった!自信がついたぞ」と前向きな考えなり成功に導く事ができます。
インサイド・アウトで得られる3つの要素とは?
インサイド・アウトの考えで得られる成果が3つあります。
- 前向きさ(自分が変わる為の努力・意識向上・行動力)
- 効果的な行動(スキル・技術力)
- 行動の知識(なぜ必要なのか?意味を考える力)
が補えます。インサイド・アウトを中心とすると習慣、人格、行動力が変わります。
第1の習慣 主体的である

まず主体的とは、自分の人生に責任を持つという事になります。
どういうことかと言うとすべての矛先や問題点を自分に向けるということです。
多くの人が問題が起きると「あいつのせいだ!」「すべて俺のおかげだ」という考えです。
ですが、成長している人というのは問題を起きると改善点を模索して、上手くいけば人様のおかげと考えます。
成長できない人 | 成長できる人 | |
問題が起きる | 人のせいにする | 何が問題だったのか考える |
成功する | 自分の手柄にする | 人様のおかげにする |
人間が成長するためには、すべての出来後には自分の責任だと考える事が人を成長させることになります。
なぜ主観を変える必要があるのか?
主観を変える目的とは?
嫌な事や失敗がおきた時
■自分に責任を感じている人
- 失敗→試行錯誤する
- 欠点→これは直して行こう
- 不得意→やってもらおう、任せよう
■他人のせいにする人
- 失敗→人のせい
- 欠点→環境のせい
- 不得意→遺伝のせい
にします。
人のせいにする人は、人のせいにすれば楽な選択なので何も成長しません。主観を変える事で成長できます。
第2の習慣 終わりを思い描く

「すべての物は2度作られる、知的想像と物的想像の2つだ」スティーブン・R・コヴィー博士はそう語ります。
- 知的創造とは・・想像を具体化する
- 物的想像とは・・実際に行動して作る
例えば、家作りだと建築家が家を設計して大工さんが家を作ります。想像で1度作り実際にも物を作るという事です。
これが、人生の目的という話に置き換える事が出来ます。
すべてには始まりがあって終わりがあります。
まず人生で何をしたいかという目標をたてるべきなのです。これが曖昧だと人生に迷ったり右往左往する事になります。
では具体的にする事を紹介していきます。
- 価値観を身に着ける(お金、仕事、家族、遊び)→行動元のエネルギー
- 価値観を元に目標をたてる→どうなりたいか?
- 目標を宣言する→宣言する事で逃げ道を作らない
人は、頭で考えた事が現実に具現化するということです。
■例えば
人生を遊んで過ごしたいと言う価値観があれば、それをするために人気youtuberになると決めます。そして周りに宣言します。
これが2度作ると言う事です。
第3の習慣 最優先事項を優先する

行動には4つの行動パターンがあります。
- 緊急で重要な事(締め切り、緊急、病気)
- 緊急でないが重要な事(人間関係作り、健康維持、仕事の準備、自己啓発)
- 緊急だが重要ではない事(電話、重要でないメール)
- 緊急でも重要でもない事(スマホ、テレビゲーム、youtube)
などです。
スティーブン・R・コヴィー博士は、この4つの行動でもっとも重要で時間を増やすべきだと考えている事は
②の緊急でないが重要な事を推薦しています。
では具体的に何をするかと言うと『緊急でないが重要な事』の予定を立てる事です。
そして詳しく言うと
- WHO 誰に?
- WHAT 何を?
誰に何をするか?です。
- 自分だったら(夢の為)→やりたい事のセミナーに行くなど
- 家族(家族と時間を作る為)→家族旅行に行くなど
- 人生→旅行など
- 地域→ボランティアに参加など
というところでしょうか?
緊急ではないが重要である事に、毎日20分30分でも時間費やす事で将来的が変わっていくという事です。
第4の習慣 Win-Winを考える

ビジネスや人間関係に置いて相手との関係をどうあるべきか?という内容になります。
相手との関係について⑥つの関係があります。
- Win-Win(自分も相手も勝つ関係)
- Win-Lose(自分が勝ち相手が負ける関係)
- Lose-Win(自分が負け相手が勝つ関係)
- Lose-Lose(双方が負ける関係)
- Win(自分だけが勝つことを考える)
- 取引をしない(Win-Winにならない限りなにもしない関係)
この⑥つの関係が存在します。
そしてビジネスを成功や人間関係につれて大事な心構えがあります。「お互いの利点や利益を考える努力を怠れば成功し続ける事は不可能である」という事です。
これは取引きだけでなく、友人、家族、パートナーについても同じです。
一時的に成功しても相手の利益や利点を考えないと長続きしないということです。
そしてWin-Winの関係には5つの柱が存在します。
- 自分の人格を充実させる
- お互いの信頼関係をつくる
- お互いが合意する事
- 関係が継続するシステムを作る
- 望ましいプロセス(過程)を通っているか
これが最適なWinWinの関係と言えます。
特に信頼の過程はもっとも大事な事で”信頼の残高”を積み重ねていく必要があります。
- 相手を深く理解する
- 思いやりや礼儀を大事にする
- 約束を守る事
- 過ちを心から謝罪する
- お互いの目標を持ち、期待を明確にする
- 誠実さや謙虚さを行動に現す
これが出来てないと・・?
離婚や取引中断、人間関係の崩壊となります。
第5の習慣 まず理解に徹し、そして理解される

自分の事を理解してほしいなら『相手が質問する前にあなたの考えを1mmでも話したら相手はあなたを理解しない。』これが原則になります。
例えば、恋人に「ねぇ私の話聞いてる?」など言われた事ありませんか?または友達に「俺(私)はさ~」など自分の話ばかりしていませんか?
つまり人は自分を話す快感を優先するので、相手の話す快感を無視して自分の話を優先させてしまうので、相手はあなたを理解できなくなってしまいます。なので『相手が質問する前にあなたの考えを1mmでも話したら相手はあなたを理解しない。』と言うことになります。
人間のコミュニケーションは
- 読む
- 書く
- 話す
- 聞く
この4つでしかありません。
そしてこの聞くと言う事がもっとも大事なコミュニケーションと言えます。
聞き方の5段階で言うと・・・?
- 無視
- 聞くふり
- 自分の興味ある話だけ聞く
- 注意して聞く
- 感情移入して聞く
そして最も優れた聞き方が「感情移入して聞く」で、これはあなたが話を聞いてが「相手がどう感じ取ったのか?」という事に耳を傾けることです。話したいと言う気持ちを抑えると相手は、初めてあなたの気持ちに耳を傾けます。
実際にどうするかと言うと?
- 話の中身を繰り返す
- 自分の言葉で置き換える
- 相手が思っている気持ちを反映する
- 自分の言葉に置き換え相手の思っている感情に反映させる
例えば、恋愛の話に例えると?
①話を繰り返す
斎藤さん好きなんだよね鈴木さん好きなんだね~②話を自分の言葉に置き換える
斎藤さん好きなんだよね鈴木さん彼女色気あるし可愛いもんね~③相手の思っている感情を反映する
斎藤さん告白っちゃおうかな鈴木さん緊張しちゃうね~④言葉を自分の言葉に置き換えて感情を反映させる
斎藤さん告白っちゃおうかな鈴木さんあの子エロいし、付き合えたら最高に幸せもんだよ
コミュニケーションの奥義は、自分がいかに話せたより相手にいかに気持ちよく話せてもらい理解してあげるかなんですね!
スティーブン・R・コヴィー博士は「7つの習慣」でこう言います。
付いて行きたい人とは、言葉ではなくどういう人物かって事です。
第6の習慣 シナジーを創り出す


ではシナジーとはなにか?
シナジーとは、別々の物を組み合わせて個々の輪より大きな成果をもたら事。
つまり2つ以上の相違点をぶつける事になります。
例えば
★シナジーが出来てない例
- 1+1=妥協案(お互いのぶつかる部分だけの妥協案)【多くても2、少なくても2以下の答え】
★シナジーだ出来ている例
- X+Y=相乗効果
つまり、兄弟で違う2種類のお菓子を食べようとしてます。
- 妥協案とは、どちらかを諦めてひとつだけ先に食べて残りは、後で食べます。
- シナジーは、どちらとも同じ時間に両方食べるという選択です。
スティーブン・R・コヴィー博士が出来て言います。
「自分とは違う生き物だから忍耐がいる、だからこそ第3の案がようやく生まれるのだ」
そしてコミュニケーションには、3つのコミュニケーション方法があります
- 防衛的コミュニケーション(どちらかが妥協し諦める案)
- 尊敬的コミュニケーション(どちらかが諦めて時間をずらしていく案)
- シナジー的コミュニケーション(お互いの時間、空間を尊重して同時に進めていく案)
シナジーとは、お互いを尊重してより大きな成果を出すと言うコミュニケーションになります。
第7の習慣 刃を砥ぐ


あなたの能力を最大限に高める”4つの習慣”です。
- 肉体の進化(資本である肉体を磨く)・・筋トレ、ダイエットなど
- 精神の進化(第2の習慣 終わりを思い描く)・・なりたい自分の目標を明確に
- 知的の進化(第3の習慣 最優先事項を優先していく)・・人生に大切になる事を信じる
- 社会的進化(第4~6の習慣 winwin 相互理解 シナジー)・・社会の繋がりを高める
です。
この4つの習慣を日々蓄積していくことであらゆる成功と膨大な資産を手にする事ができます。
そして誰でもリーダー(存在感、魅力、カリスマ性)になることができます。
終わりに
▼「7つの習慣」より▼
第①の習慣:主体的である
第②の習慣:終わりを思い描くことから始める
第③の習慣:最優先事項を優先する
第④の習慣:Win-Winを考える
第⑤の習慣:まず理解に徹し、そして理解される
第⑥の習慣:シナジーを創り出す
第⑦の習慣:刃を砥ぐ
これが人生を変える7つの習慣です!
もっと詳しく活字を読みたいなら買って読んでみてくださいねw
読むのに超長いですが(笑)
漫画版はコチラ☟
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