☞なかなか自分の行動や思考を変えられない・・
☞仕事を辞めたいと言ってもう10年以上同じ仕事をしている・・
☞恋愛感情がない人ともう8年も付き合っている・・
それは、現状維持バイパスの心理が働いているかもしれません。
現状維持バイパスは、思考停止しているのでこの先もずっと同じ事を繰り返してしまいます。
僕も以前は現状維持バイパスでなかなか変えられなくて困っていました。
本記事では、現状維持バイパスの意味や克服方法を解説していくので読んでみて下さい。
現状維持バイパスは克服しないといけない
現状維持バイパスの状態でいると、いつまでも変わらない日々を過ごす事になってしまいます。
- 挑戦をしなかったり
- 歳だけとる
など現状維持バイパスのスパイラルにハマっているとデメリットが大きいです。
例えば、
10年同じ仕事
10年間同じ場所で遊ぶ
10年同じ苦しみを味わっている・・
など時間だけが流れてしまっています。
現状維持バイパスについて解説していきます。
現状維持バイパスとは何か?
現状維持バイパスとは?大きな変化や未知なるモノを避けて現状を維持したくなるので、大きな可能性も未知なる世界を避けて現状を維持したくなるという心理作用です。
現状維持⇒いままでどおり
バイアス⇒先入観・偏見
つまり頭が「今のままがベストでいい状態なんだ」と思ってしまっているので、よほどの状態に置かれない限り、現状のままでいたいと思ってしまいます。
人間は変化を嫌う生き物で、これはどんな優秀や有名な人でも誰でもこの心理状態に陥ることがあります。
この現状維持バイパスの状態にいると
- 新しい事ができない
- アイディアが浮かばない
つねにチャレンジ精神がない状態になってしまってしまいます。
しかも歳を取るたびにこの現状維持の考え方に保守的になってしまうのが特徴です。
現状維持バイパスの事例【仕事・恋愛】
現状維持バイパス状態になると人間の脳は「失うのが怖い」と心理が生まれるので、毎回同じ習慣で同じものを選び同じ行動ばっかりとってしまいます。
挑戦と脳が与える恐怖について引用します。
脳は、新たな挑戦、チャンス、欲望によって、ある程度の恐怖心が起こるようにできている。
引用元:『脳が教える!1つの習慣』/著:ロバート・マウラー/監訳:本田直之/訳:中西真雄美]
仕事と恋愛で例にしてみますね。
仕事での事例
事例⓵上司が頑固者
仕事で言えば、上司がずーーーーーと古いやり方でやり続ける・・これも現状維持バイパスのスパイラルにはまっています。
40代・50代の上司など仕事の体制をなかなか変える事ができない☜これですね。
例ですが、
部下「新しいシステムを導入しましょう」
上司「うるせー!今あるものでやれ!」
上司「てかもっと効率仕事できないのかよ?」
部下「そんな・・・」
常にビジネスでは変化があるのに対して現状維持バイパスの思考でやっていくとお金を生み出す事も難しくなります。
事例②転職できない
例えば、転職なども良い例です。
「会社に行きたくない」「人間関係でのストレスが多い・・」「辞めたいと思っている」など思っているのに関わらず動かない⇒これも良い例ですね。
これも、よほどのことがない限り動こうと思わないので、現状維持をしてしまいます。
辞めて転職したいと頭で思っていても心理は「辞めて安定を失ってしまうし」「いままで頑張ってきた地位もあるし」「今急遽やめる事もないか・・」など考えてしまうからです。
恋愛での事例
恋愛だって現状維持バイパスの状態が起こります。
例えば、もう別れたいと思っている恋人と結婚もしないのにいつまでもダラダラと付き合う・・これも現状維持バイパスの心理状態です。
僕も別れたいと思って10年付き合った人がいました。変えたいと思っていても不安だったり変化が怖くてなかなか現状維持を好んで現状維持バイパスの状態でした。
この思考の怖いところって、何かと理由をつけて維持したいと思ってしまうところなんですよ。
現状維持バイパスの後退する
現状維持ばかりしていると回りから取り残されてしまいます。
「現状維持は後退するばかりである」☜これ有名な言葉なのですが、ウォルト・ディズニーの言葉で未完成という自覚があれば、前進を続けられる。しかし「現状維持は後退」しかしないという意味です。
時間は常に流れており未来や時代は常に変わっていきます。
例えば、昔なんてスマホなんてなかったですよね?iPhoneだってどんどん新しくアップデートして新しくなっていきます。
現状維持しちゃう人は、もうスマホの時代なのに人昔の昔のケータイを未だに持っている感じです。
現状維持バイパスのデメリットは、時代の背景が常に変わっていくのに、いつまでも現状維持をしていると後退していく・・って時代から遅れると意味になります。
現状維持バイパスの外し方
現状維持バイパスの外し方の順序は以下の通りです。
- 自分が今どんな状況なのか自覚症状する
- 第三者の意見を参考にする
- 計画を立てて徐々に変化を与える
少し努力が要りますが、3つの方法で現状維持バイパスのループから抜け出せそうです。
自分が今どんな状況なのか自覚症状する
まずは、今を変えたいと思ったら自分の置かれている状況に自覚して、現状維持バイパスが脳裏にあることを意識します。
その為に
「人は何かの意思決定の際に現状維持バイアスが働く」
「決定する際に自分がそれらのバイアスの影響を受けている」
と自覚する事が大事になります。
何か決断しようとしても、失う恐怖が襲ってくるのでこの判断は「現状維持バイパスが邪魔をしているんだ」と思う事で行動に移すハードルが下がりそうです。
第三者の意見を参考にする
人は、第三者の意見に耳を傾けやすい特徴があります。
人間は自分の意思で動くより相手の(信頼のおける人の意見)などの方が行動に移しやすいので第三者の意見を聞くと動きやすいです。
特に親しい人に相談する感じ意見を聞いてみるとよさそうです。
現状維持バイパスは主観的な考えなので自分で思い込んだり、なかなか解決策が探せずに時間ばかり経ってしまいます。なので相手の意見を聞いて行動するといいかもしれません。
計画を立てて徐々に変化を与える
現状維持バイパスは、いきなり変化を与えると恐怖や不安になってブレーキがかかってしまいます。
特に長く続けてきた習慣を変えるというのは怖いものがあります。
いきなり物事を変えると体や脳に拒否反応すらでます。
なので、この現状維持バイアスを発生させないためには、脳が変化したかどうか把握できないくらいの、小さな変化からスタートする必要があるのです。
つまり「現状を維持しつつ、少しだけ変化させる」というやり方です。
少しずつ、少しずつ変化を与えていきます。
現状維持バイパスの克服するには”違和感”がキーワード
現状維持バイパスの思考を解除するためには”違和感”を感じる事です。
僕も違和感を感じてから思考が変わっていきました。
違和感を感じると考える事が変わります。
現状維持バイパスの思考を変えるは、違和感を感じる事が大事になります。
現状維持バイパス思考を外すなら違和感がキーワードになります。
僕場合は習慣や行動、マインドチェンジして変わった時は、物事がうまくいかなかった時の「あれっこれ違うじゃないか?」って思った時に感じた違和感が変化の一歩ですね。
違和感というのは⇒「辛い」「やりずらい」と感じた時です。
例えば、仕事でも明らかにやりずらい作業をしても
今までこの作業で続けてきたから「これでいいんだ」と先入観があって今まで通りの作業をする人
「もっと良いやり方があるんじゃないか?」と改善点を探して作業する人
と2パターンの人間がいると思います。
常に自分がしている行動パターンや習慣にまず疑問を感じてみるといいかもしれません。
今の自分が成長していないと感じたら自分を疑ってみましょう。
現状維持バイパスの思考を外すには、本が良い!
現状維持バイパスを解除するには、本がおすすめです。
なぜかと言うと本を読むと自分以外の人の価値観や考えに触れられるので、あなたの今まで思考を変えてくれるきかっけになります。
せっかくなので現状維持バイパスに効果がある本を紹介していきますね。
📚スタンフォードの自分を変える教室
この本を読むと、今まで行動を習慣化できずに挫折してしまっていた原因がわかり、正しい行動を習慣化でき成功へと導いてくれます。健康以外にも、成功や人間関係の向上に役立つ実践的な戦略を提供しています。
📚ハーバードの人生を変える授業
CNNやCBS、『ニューヨーク・タイムズ』『ボストン・グローブ』など全米メディアの話題をさらった「伝説の授業」で”挑戦すること自体が、それが成功するか失敗するかとは関係なく、長期的に自尊心にとって良い効果をもたらす”など行動できない人に様々な気付きを表れない与えてくれる本です。
📚常識を疑うことから始めよう
常識外れな行動を起こして成功したエピソードを集め偉人の名言とともに紹介している本で、選択に迷った時、無難な方を選択しがちな気弱な人に勇気を与える一冊です。あなたの常識は世界の常識じゃないんですね。マインドセットができます。
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